それいけ「祥福丸」釣行記

相模湾・福浦港の釣り船「祥福丸」が、四季折々の魚の様子、海の様子をお届けします!

フグとの戦い

いってきました~🐬🐬🐬

昨日の南西風から変わって、今日は北東風やや強く吹きました。

ウネリ気あり。

 

開始から、ワカシ、ショゴと顔見れて、順調なスタート。

と思われましたが・・・。

 

ほどなくすると、あれあれ?

仕掛けの針が無い。

お客さま全員、針が無い。

 

針が無い仕掛けでは、当然ですが、魚は釣れません。

では、何故、針が無くなったのでしょう?

イリュージョン?

 

いいえ。

フグの仕業です。

フグが仕掛けを噛み切りました。

 

気が付くと、コマセカゴを追いかけて、水面までフグが浮上してきました。

なんと、船の周りは、一面、フグだらけ。

フグの大群が、こちらを見て、エサをねだっています。

なんとも、おぞましい、ショッキングな光景です。

 

お客さまが「かわいい~」と言っていましたが、とんでもありません。

見た目はぷよぷよみたいでかわいいですが、鋭い歯で、なんでも噛み切ります。

こんなデンジャラスなところで、釣りなんてできません。

道糸まで齧られたら、天秤セット一式が海の藻屑と消え、大損害、大赤字なのです。

 

フグが出たら、おしまい。

逃げるしかありません。

できるだけ遠くへ。

 

海に居るのは、狙う魚ばかりではないのです。

様々な強敵、難敵。

だから釣りは、甘くない。

 

ということで、大きく移動して・・・。

こちらで、サバ、ウマヅラハギ、アマダイ、イナダなどをおつまみ。

ただし、アタリは長くは続きませんでした。

 

終盤、そろそろフグも落ち着いたかなと、再度、港前へ。

すると、ワカシの活性がじわじわと上がり、ちょっとしたサービスタイムになりました。

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これなんか、もうイナダかな?ってくらいには成長してきたみたいですね。

ほか、ゴールデンアジ、ショゴ(カンパチ)混じり。

 

このまま、良い感じでフィニッシュ。

 

・・・かと思いきや。

最後に、またフグが登場して、仕掛けをバリバリと噛み切っていきました。

あ~あ。

 

まあ、なんとかお土産できたので、良しとしましょう😉