それいけ「祥福丸」釣行記

相模湾・福浦港の釣り船「祥福丸」が、四季折々の魚の様子、海の様子をお届けします!

くらど

いってきました~🐔🐔🐔

西のほうから、お天気は徐々に下り坂ですが。

今日一日は、なんとか持ってくれました🙆‍♀️

 

ちょっと雲が多めながらも、穏やかな日和。

朝のうち、やや波がありましたが、その後は凪ぎも良かったです。

 

さて。

「くらど」とは何か。

 

これは、春季の植物プランクトンのブルーム(増殖)によって、潮色が濁り、海の中が暗くなる状況を言います。

 

いわゆる、春濁り、というやつですね。

 

潮色を注意して見てもらえば分かると思いますが、濃緑色です。

透明度も低く、太陽光も遮る濁りです。

 

週あたまくらいから、こんな潮色になってきました。

この「くらど」が入ると、魚の様子は、ガラッと変わります。

 

すなわち、濁りや暗がりを好む魚たち、深海の住人たちが、わらわらとやってくるのです。

種類でいえば、キンメダイやクロムツ、メダイやキントキや、アジなんかもそうですね。

 

でもね、この濁りが無くなって、潮が澄んじゃうと、また深いところへと旅立っていくのです。

おもしろいですね。

 

釣りに来たら、ぜひ、海の潮色、透明度も観察してみると興味深いでしょう。

潮色がわかれば、釣れる魚の種類や釣果も、ある程度、予想できるようになるのです。

潮色は大事。

 

はい。

前説が長くなりましたので、結果を。

 

 

【午前】

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いつものディープゾーンで、メダイが7こくらいかな。

ほか、キンメの反応がモッコリ出てきて、ぜんぶで20こくらい。

 

中盤以降、タイも狙いたいとのことで、大きく移動しましたが、こちらは不発。

タイのタの字もありませんでした。

 

まあ、メダイ、キンメで、お土産はあったので、良かったです。

 

 

【午後】

こちらも、序盤~中盤はディープゾーンで。

メダイが6こくらい、キンメが10こくらいかな。

 

終盤は、浅場でアジねらい。

夕まづめのゴールデンタイムに元気になって、ぜんぶで15こくらい。

ほか、サバまじりでした。

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クーラーもモッコリできたので、良しとしましょう🤩🤩🤩